プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:自己紹介

「 不動性と 敏感性 」の両方を高めること。
 

◎自身の半生を経て、

自分の覚えたる “からだつかい” と “こころつかい” は、
どうやら人さまのお役に立てそうだと感得して、

残りの半生はそれを伝えることに費やそうと
こころ決めをして、 現在に至ります。

 
折り返し地点として自分の半生を整理するに当たって、

どう客観視しても、いろいろあったほうだとは思います(笑)

 
生きていれば、おひとりおひとりにとって、

当たり前に経験や体験がございます。


私より、もっといろいろあった方も世にあまたいらっしゃいますでしょう。

 
その起きた経験や体験を、

喉もと過ぎればと済まさないで
(未解決なまま傷を重ねていく)、

その経験や体験がご自分にとって、
 
一体どういうことであったのかと落とし込む作業は、

 
人が昨日の自分よりも、
より良く豊かに生きていこうとする上で、

とても大切なことと感じます。

 

10歳のとき、両親の離婚がありました。

 
物心つくと同時に、人前で壇上に上って、

仮面ライダーの“変身っ!”とやっていた
無邪気だったであろう男の子は、

以降、比較的ハードな路線を歩むようになったと思います。

 

深夜、寝耳に両親の言い争う声、

父親に手をあげられ、叫ぶ母親の声、
 
眠っている私のそばに来て横になり、
背中越しに泣いていた母の声・・・

翌朝、気づいたら母の姿はありませんでした。

 
おそらくはストレスからか、小学4年生で尿道炎となり、

オシッコのたびに走る痛みに、トイレにいくことが恐怖でした。

 
病院で看護師さんたちに手足をおさえられて、
大事なところに直接、治療を受けました。

大の大人でも、おそらく泣くほどの
激痛を伴う治療でした。

 
膀胱・泌尿器系の問題ですから、
陰陽五行学説的に臓腑と心理のつながり・・・

母親のいなくなったこれからの暮らしに対し、

不安・恐れの心理からも、
尿道炎の症状となって現れていたのかも知れません。

 
屈強な体力を誇る現在の私ですが、

小さい頃からよくおなか壊しましたし、

アトピーのかゆみに耐えかねて、

副腎皮質ホルモンがどうちゃらなんて医学本を
小学生の頃に手に取って読んでました。

 
子どもながらに痛切に感じたのでしょうね、

健康面について考える素地はおそらくこのときから。

 
その後、母方に引き取られ、転々とする生活が始まります。

母と、その母の新しいパートナーと、

その間に生まれたひと周り離れた妹との暮らし。

 
家の中で血が吹きでるほど、
母のパートナーに殴られるなど、

暮らしのなかで起きる出来事はそれはそれであり、

家庭というものが私にとってテーマだったのでしょうが、

自意識の高まりとともに、

どこにも自分の居場所はないことを痛感いたしました。

 

中学生の頃より、
空手や中国武術の稽古に本格的に精を出し始めます。

今思えばどこにも精神的には寄るべきなき身の上、

当時の不安定さのなかで、必死に自分の中心世界、

自分の軸、

自己のアイデンティティを確立する模索を
していたのだと思います。

 
高校生の極真空手に打ち込んだ時代。

当時、住んでいた茨城の片田舎の道場といえ、

直接、お互いの身体を打ち合うガチンコの組手 くみて を重ね
(柔道でいえば乱取りです)、

 
「型」を失敗すれば最初から何度でもやり直され、

床の上、自分の流した汗の量で足元が滑るほど。

 
先輩方が道場を去った後でも、
血反吐吐くような千本突き、千本蹴りの数稽古 かずげいこ が
当たり前の稽古時期を過ごします。


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アカデミックで内観を要する緻密な取り組みの中国武術と
(アカデミックでも身につける上で、もちろん苦練はつきもの)、

ブレイクスルー…自身の枠を突き抜けるためには、

やはりこうした理不尽、
不自然とも言える数稽古の取り組みは、

たいへん良い経験だったと思います。

 

29 歳から32歳までの4年間、

身辺穏やかでないストレスからか、

呼吸において吸うのも吐くのも困難な、
心因性の成人ぜんそくに苦しみます。

 
ここが私の性分なのか(笑)、

どこかで自身の自然な回復力を、
その経過を観察することに用事があったのでしょうね…

素直に医者にはかかりませんでした。

 
もちろん人さまに上のようなことは
おすすめいたしませんし(笑)、
 
日雇いの雇用状態の身で、医者にパッとかかれるほど、
当時、お金も余裕ありませんでした。

 
呼吸がつらく、
運動が、日常の動作そのものがままならない。
 
尿意をもよおして部屋のトイレに向かうのも
這うような感じでした。

 
誰も頼るものがいない1人暮らし。
 
トイレひとつ、

ふだん普通に済ましていることが、
身体がままならないと大きく困難をきたすことを思い知ります。

 
 
仕事は休みませんでした、休めませんでした。

アパートから駅までの5分だった道を 40 分以上かけて、

さらに駅の長い階段の手すりにつかまり、
またゆっくりと登ります。

 
小田急の駅員さんに「大丈夫ですか⁉」と声をかけられたとき、

手をかざしてハァハァと
息も絶え絶えに応えるだけで精一杯だった瞬間、

あぁ、間違いなく今自分は、
社会の中の弱者のひとりなんだなと痛感いたします。

 
夜になって布団に入ると咳き込みが強くなりました。

眠れない悪循環、

仰向けは苦しい、うつ伏せが比較的に楽、

咳き込みでバリバリに強ばる背中の筋肉。

 
部屋の微細なハウスダストも気になり、

自己観察的に回復までの経過を観るために、

近くの広い公園で野宿をいたします。

 
 
当時、知りうる限りのセルフケアを行いました。

呼吸ままならず、うまく動けないのに太極拳、

当時は養生運動である「站椿 たんとう」も知りません。

 
ヒューヒューのどを鳴らしながら電話した、
整体師の友人が出張ってきてくれて、

キネシオテープというテーピング技術で、

発作で弱り閉じた胸・・・胸郭を開いてくれました。

 
発作が始まって、そんな感じで過ごして大体3週間、

痰が大量に出始めると快方に向かうのが、
大体のサイクルでした。

 
以降は話しが長くなるので、
身の上話しはこの辺にしときます(笑)

そんな身の上を過ごしたからこそ・・・・・・・・

 

◎人生いろいろありましたら、
それなりにとらわれもまた強くあるものです。

内観ボディーワークを練習する時は、
常日頃に抱えている凝り固まった思考や感情を放って、

脳内スペースを空ける訓練・・
 
“つとめて”ぽか~んとなることで、

 
あたかも良い温泉に浸かったような
 
「こころ」の治療効果をもたらしますが、

私の伝える内容はリラクゼーションだけではありません。

良くある癒やしや脱力系だけを期待されると
ちょっと違うかもです。

 
もちろんステップとして、

血の道(血管寿命)・気の道(経絡 けいらく)の
 
配管整備工事としての“ゆるみ”は必要であり、

 
第一段階としてそれも行いますが、

“ゆるみ”だけでは命の力を推し流れる強い力が
 
いまひとつ出て来ない。

 
流れを推し動かすポンプ役としての
 
“しまり”というものが機能しないと、

真のリラクゼーション状態には成りません。

 

真のリラクゼーションとは、

“遠くの方で針が落ちても 耳元でドラが鳴っても”

物事に対しての「敏感性」と、

感覚としてキャッチはしていても
 
それらに振り回されない「不動性」が、

良いバランスで
同じ歩みのリズムで成立している状態を指します。

 
感覚チャンネルの主導権は
 
自分の内に在るということです。

 
*まず第一に、この敏感性と不動性の両立を目指します。

 

ゆるみすぎて たるみになってはいけないし
(ここぞという時に動けない)

しまりすぎて こわばりになってもいけない
(神経過敏。振り回される)

 
 
☯この“ゆるみ”と“しまり”の絶妙な動態バランス

「真自然」とも呼べる この状態を目指すのが、

私のお伝えする「バイタル エナジーボディーワーク」に
 
取り組む方の姿です。

 
太極指導



この状態を実現する身体のアプローチとして有効なものに、
 
「 站椿 たんとう Standing zen 禅 」という訓練法があります。

私がメインにお伝えするのはこの「たんとう」という、
 
強力な生命エネルギー発生装置の教授です。

 
 
この「たんとう」が私の伝える技術の中核となり、

その上で全ての、ボディワーク体系、

本人のパフォーマンスが活きるように機能して参ります。

 

“ゆるみ”と“しまり”のバランスが大切です。

たとえば神社に立つ大木一本観察しても、
自然なる姿は正にそうですよね。

 

人間は自ら感じ、また考える思考を経て、

後天的に大きく悟っていくために、

大きな頭脳を持って生まれました。

 
そしてその思考体系をいずれ抑えて

また原初の感覚に目覚めていくのが、

身体文化というものです。

 

あなたがもし自然成るためには、
 
最初は一挙手一投足に徹底した意識化が必要です。

 
そのスキルを修めて、初めて人は「自由」になれる。

 
最初から手つかずの自由はありません。

 
 
腕はどうか… 足はどうか… ハラは… 腰は…

内観ボディーワークとは、自らの意識主導の運動であり、

内から外へと身と心を調えて、

眠っている魂の振動数を上げていくための作業です。

 
ボディー・マインド・スピリット

このマインドだけではない…

多くの方は先ほどの身の上話しのような、

マインドの喜怒哀楽の人生劇場を演じて、
一生を終えていきます。

 
マインドにとどまらず、

この内なる魂の振動数を引き上げていく…

これが人生の真の目的と、私はそう捉えます。

 

自らの身体の内と外でエネルギー場を高め、

手垢がつき過ぎていてあまり使いたくない言葉ですが、

ひとりひとりがパワースポットとなり、

周りに良い影響を与える存在を目指すこと。

 
外へ外へ力を求めるでなく、

まずはプロセスとして自身の内側から高め、

自身になかに流れている「自然」を、「宇宙」を知ること。

 

この世に肉体を持って生まれ出でた喜び。

素直な生き方として本当の自分に出会うために、

この与えられたる からだ と こころをまとめ上げ、

「たましい」の振動数を上げる道行き。

 
それが私が捉える、伝えたい響き合い、
 
セッションの姿です。



ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

今まで出会った方々、

これから出会う方々、

そのすべてに感謝をこめて。

 

☯〖 Vital Energy Body Work 山下道場 〗 山下 俊行
https://vital-energy.themedia.jp/


講座後のお茶会






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テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

tag : 人間の可能性 心と体 身体感覚 波動 プライベートセッション 個人指導

DATE: CATEGORY:自己紹介
『 一法不立 百法不成
 
いっぽうふりつ ひゃっぽうふせい 』
 

 
この言葉は「気功養生学 きこうようじょうがく」を提唱された
気功名人、
焦国瑞(しょうこくずい)先生が良く言われた言葉です。
 

 
私は30年以上に渡って、東西の武術・格闘技、
気功や整体、ヨーガなど、
貴重な身体文化を研究して参って、
 
その中心核に
「站樁 たんとう」原理を据えることによって、
自身のボディーワーク体系を確立することが出来ましたが、
 
その確立に大きな役割を果たしてくれたのが、
「気功養生学」でした。
 

 
私が気功において、師と捉えている方は、
90年代初めに日本の気功界を牽引された、
草分けとも言える星野 稔先生ですが、
 
「気功養生学」は、その星野先生の師に当たる、
北京中医研究院 焦国瑞 しょうこくずい 教授の提唱になる、
壮大な生命科学とも言える養生体系です。
 


焦国瑞先生②


 

焦先生は、站樁(たんとう)原理を、
国手(こくしゅ)・・国を代表する武術家であられた
王郷斎(おう こうさい)先師に学ばれましたが、
 
当時の政府からの指示で
王郷斎のところに出向いたのはいいですが、
 
国の指示で派遣されて行ったにも関わらず、
全く相手にはしてもらえず、
何日も懇願して やっと学ぶことが許されたことは、
その世界では有名なエピソードです。
 

 
気功養生学は焦国瑞先生亡き後、現在はその体系を
 
「日本気功養生学研究会」代表として、
 
星野 稔先生が引き継いでおられますが、
 
 
「自養其生 じようきせい」の思想を核心として、
より深く、より確実に体内変化の体験を積みあげ、
 
いのち のもつ可能性を大きく開いていく・・
そうしたセルフ・ケア、
セルフ・コントロールの能力を育てていくことを
目指している団体です。
 

私のボディーワーク体系においても同じ根幹で、
そのプロセスを お伝えさせていただいております。

 

 
☯「一法不立 百法不成」

 
これは「一つのことが出来ないのに、
百のことをやっても何の意味もない。」という意味です。
 

 
みなさまの背骨はなんでしょうか?
 
人は自分の背骨・バックボーンをしっかりさせてこそ、
 
その自由性の すそ野を広げていくことが出来ます。
 
 
自由というのは
ただ広がれば良いというものではありません。
 
最初から手つかずの自由はないのです。

 

あれも良い、これも素晴らしいと、
いろいろな系統の気功法を学ぶ学生に対して、
 
焦国瑞先生は「そんなことは単なる時間の浪費に過ぎない、
むしろ体験は後退していく。
 
先ずは一つの事をきちんと学び、
 
修めていくことが何よりも大事」と戒められたそうです。

 

世の中は一昔以上に あれも良い これも良いと、
このネット上でもさまざまな情報が
日々、飛び交っていますよね。
 
ちょっと手先が狂うとパソコン上の矢印が、
変なところに飛んでしまうほど。

 

信じられるものを何かひとつ、
たとえば身体から起きてくる自身の財産とも呼べる
 
変化ひとつ、
 
人が見つけられるということは、
 
とても貴いことです。

 

写真の神社での指導風景は
 
「内功八段錦 ないこうはちだんきん」という
 
保健医療運動です。
 


八段錦




「八段錦 はちだんきん」という
古くからある大衆気功はさまざまな流派ございますが、
 
「内功・インナーパワー」を冠したところに、
 
焦国瑞気功の最大特徴があります。


八つのポーズが五臓六腑の経絡(けいらく)を調整する、
 
シンプルにして奥深い気功体系と成っているものです。

 

また陰陽五行学説による、
感情の動きと五臓六腑の健全さとの関係性・・・

写真は第七ポーズの、
肝臓を中心とした経絡に働きかける立ち方ですが、
 
「肝」に相当するのは怒り・・・

 
そのままでは怒髪天を突くような怒りの感情・・・
 
そのときのわたしたちの身体の生理状態ですが、
 
とらわれた興奮状態のときは気血が上がり、
頭はパンパンとなり、
見つめる世界はすべて視野狭窄となり、
そしてやがては・・・卒倒して倒れますね(笑)

 
 
「根っこの力」いちどグラウディングして、
 
地に根を張るようにしてグッと足を踏みしめ、
 
気血は下腹部に集まり充実感に満ち、
 
気が鎮まっていくなかで観る世界は
 
自らのなかで洗われ また現れていく。

 

そのままではただただ荒々しく立ち上がりゆく
激しい怒りの感情エネルギーが、
 
怒りという人間自然の感情を否定することなく、
 
 
どんな逆境にも立ち上がりゆく、
 
「不屈」という志しを秘めたエネルギーへと転換され、
 
純粋昇華されていく。

 

それを理屈ではなく、
 
「内的体験」とともに可能にしていく。
 
そのプロセス。

 

内功(ないこう)・インナーパワーとは、
 
「内的体験」 「静をベースとした運動」
 

そして先日、「眠りの養生(生命観)」という記事でも触れた、
 
「積極的休息」を特長としています。

 

☯「内的体験」とは、
 
体の内部に起こる様々な変化にじっと耳を傾けていくと、
 
ひとつの系列をなす変化を克明に体験することができる、
そのプロセスの総体を指します。

 
 
☯「静をベースとした運動」とは、
 
上の「内的体験」が前提となって、
 
じっとしている中で心が静かになり、
 
身体の中が動いていく
 
〝特殊な運動の状態〟を育てていくことです。

 

☯「積極的休息」とは、
 
一般的には寝ると疲れがとれると考えられていますが、
 
内功(ないこう)インナーパワーは、
 
じっと立つことで眠るよりも効率的に疲れがとれ、
 
より深い安静の状態と、
より高い覚醒の状態を実現し、
 
相当程度時間をさかのぼって
疲労を処理できる能力のことをいいます。

 

私の伝えるボディーワーク体系は、
 
この「内功 ないこう」を育てることを主眼目としています。

 

根が育つ前に あちこち不用意に動いて「気」が散ずれば 
 
エネルギーは枯渇し、
 
その体験はどんどん遠のいていく・・・

  「一法不立 百法不成」

とても意味深い言葉であります。



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☯『 大御食 おおみけ神社  奉納演武 2014 』
https://www.youtube.com/watch?v=dfDUdgNiXsQ



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tag : 人間の可能性 心と体


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