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【 グループセッションワーク Group Session Work 】

蚕起きて桑を食む(かいこおきてくわをはむ)
 
先日、二十四節気の「小満」を迎えましたが、
 
すべてが陽を浴びて、輝く季節の到来ですね。

その「小満」の日に、グループセッションと一般講習会の2コマを行いました。


グループセッションワーク①


 
グループセッションは各地で、
少人数指導で着実に心身の力を着けていくためのグループ作りを目的とするものです。

 
実際、ご自分の今ある心と身体の「状態」は、
 
仕事や、人生そのものの質にかなりダイレクトに反映されるものですね。


セッションには整体エクササイズや太極拳などの養生運動だけに留まらずに、
一瞬の判断にすべてをまとめ上げる武術的要素や、
表現の幅を広げる演劇メソッドなど、
私の持つ引き出しをフルにセッションに導入します。


グループセッションワーク②


ケガ防止に柔らかな身体つかいが身につく、安全な膝立ちからの合気系の前回り受け身もお伝えしましたが、

私自身も過去、自転車で車と接触したとき、遠く何メートル先もの路上に投げ出されましたが、
とっさに回転受け身をとって無傷でした。

何かの拍子に足元をすくわれて頭から打たないように、転倒防止にも役立てばと思いますね。


グループセッションワーク③


【 Sunset of the dam lake ダム湖の夕陽 】①


 
グループセッション、一般講習会ともに各地域・団体など、ご要望あれば受け付けますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 
☯ Vital Energy Body Work 山下道場
https://vital-energy.themedia.jp/ @ Matsumoto, Nagano




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【 浮世絵の自然観 】長野県松本市

【 浮世絵の自然観 】①


公式3万点・非公式10万点と、日本最多の収蔵数を誇る日本浮世絵博物館です。


【 浮世絵の自然観 】④


【 浮世絵の自然観 】③



2018年4月1日(日)~6月24日(日)

「浮世絵にみる花鳥風月」

Beauties of nature in Ukiyo-e Sunday, April, 1, – Sunday, June, 24, 2018

The Japanese phrase “Kachōfūgetsu (literally flowers, birds, the wind and the moon)” means beauties of nature or elegant pleasures such as appreciating and composing poems about it, which has been one of the major themes of art since the old days.

The exhibition features beauties of nature depicted in Ukiyo-e especially in landscape pictures and portraits of beautiful women. Beauties of nature, a theme in traditional paintings of landscapes or flowers and birds, is also frequented in Ukiyo-e of landscapes or beautiful women. The landscapes and seasonal events depicted in these Ukiyo-e tell how people cherished and enjoyed the changing of the seasons. We hope you will feel and turn your thoughts to the people’s view of nature in the Edo period, such as sensitivity towards the changing of the four seasons and finding charm in it. @ Matsumoto, Nagano


【 浮世絵の自然観 】②





【 積極的休息 Standing zen 禅 】

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睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の二種があり、
脳内血流と身体への血流の繰り返し循環が起き、
有・無意識の脳内整理、傷の修復など身体そのものの体力の回復が機能している行為です。

〝寝るのが一番〟というのは極論ではなく、睡眠は時間ではなく、

どのような質の眠りを取るかということ、
 
そして睡眠には、良好な養生の作用がある、

この点においては何ら疑いのないところです。
 

 
そこから一歩進んで、私が実践お伝えしている気功養生学の言葉のなかに、
 
「積極的休息」という、
 
まさに積極能動性を意識した取り組み、それを表した言葉があります。
 

 
 
☯「積極的休息」とは、
 

一般的には寝ると疲れがとれると考えられていますが、
 
 
ある要点を守って〝じっと立つ〟ことで(もう限界だっ、バタンキューのときは素直に寝てください。私もそうしてます)(笑)、
 
活力インナーパワーの発動が促され、
 
眠るよりも効率的に疲れがとれて、
 
 
より深い安静の状態と、
 
より高い覚醒の状態を実現し、
 
 
相当程度時間をさかのぼって、
いま抱えている疲労を処理できる能力、
 
普段の練習においては、その獲得を目指す状態を言うのです。


それぞれのベスト②





Quality of life

quality of life


Martial arts helps improve management skills and quality of life.

武術はその心と身体の自然な反応・自律機能を磨く上において、
管理能力と生活の質の向上にも役立つものです。


☯【 Vital Energy Body Work 山下道場 】
https://vital-energy.themedia.jp/




「ご自分のなかに余白をつくる」

次なる“動きの美”のために「ご自分のなかに余白をつくる」 

余白には、人間関係や時と空間からなる時間的なもの、精神の部屋から、現実的な仕事の在りかた・進めかた、対人間での会話の空気感や、事物への対処などございます。
 
詰め込むばかりではなく、生きていく上で「余白」はかなり大切となって参りますね。 

みなさまの余白づくりに講習会の内容など、ぜひお役立てくださいませ。↓
https://vital-energy.themedia.jp/posts/2886687


【 生命場 A place of life 】





映画 【 17歳のカルテ 】1999年

【 17歳のカルテ 】


いちばん自由奔放に見えるアンジーが、
いちばん“囚われていて”そこから“抜け出す”ことが出来ない。
 
私自身が精神病棟に勤めた経験や、
日々、向き合っている自分の仕事から言える感慨ではありますが、

何が異常や病態で、何が正常か、
そのボーダーラインは複雑なようでいてシンプルやも知れません。


【 Girl, Interrupted • Downtown • Petula Clark 】
https://www.youtube.com/watch?v=Ljfoc1aYS60&feature=share




【 外静内動 がいせいないどう 】

The outside of the body is quiet, but the life movement is working inside.

身体の外は静かながらも 内なかの生命運動は息づいている。
 

「 調理脾胃須単挙 ちょうり ひ い す たんきょ」↓
http://9512taitao.blog.fc2.com/blog-entry-412.html
 
 
型の名称の意味は、“消化器を整えるため 片腕ずつあげていく”

I'll cite one arm at a time to prepare the digestive tract.


【 外静内動 がいせいないどう 】


 
この型を取ることで身体の中心、
身体の奥底にある太陽神経叢(たいようしんけいそう)の柔らかく温かな広がりと充実が、
全身に満ちるように計算された型です。
 
第二の脳とも言われる太陽神経叢は、自律神経の安定とも関係深いところ。
 

 
写真は、全8段から成る保健医療運動「 内功八段錦 ないこうはちだんきん Eight-section Brocade Exercise 」第三段の型です。
 
 
主に脾臓と胃を中心とした消化器系、その内部の圧力調整をはかります。

 
脾臓と胃は、心理的には思いわずらいとも関係深いところです。

体内エネルギーワークの強力推進で、心と身体の健全な状態を狙うフォームであります。
 

 
また陰陽の関係においては、
 
胃は「陽」を 脾臓は「陰」に相当します。
 
 
先日5月5日の立夏までは「春の土用」の期間でありましたが、
 
この型は、この世界における主要5つのエレメントである「木・火・土・金・水」の中心に座す
 
「土」に相当し、
 
季節の「氣の運動」においては“土用”の期間に相当します。
 
季節と季節の間は「土氣」のみが、
生命エネルギー運動としては目立つのです。
 

 
「 内功八段錦 ないこうはちだんきん」は、

日々、お伝えしている私でさえ未だに発見のある、
表面的にはシンプルながら多くの生命運動の情報量を内包し、また感得できる、
一生高めていける優れた保健医療運動であります。


【 知恵つなぐもの Person who connects wisdom 】






【 氣 flow of ki energy 】

flow of ki energy



「自然」成るものは、基本は言葉では言い尽くしがたい。

それはこの宇宙の森羅万象の思想性さえ宿し、また物理現象までをも包括した「道 TAO」であったり、

原子の熱振動とその運動エネルギーである科学表現として説明できたりと、いろいろでありましょう。

 
「表現」として昇華するならば、

それは文学的だったり、実利的だったり、

それもさまざま。

 

「氣」とは、ひたすらミクロな

この世界を構成する物質構成要素でもあり、

また物質相互転化の作用による、
不可視ではありますが確実に現象として機能している「エネルギー」という性質をも持っています。

 
生命体として氣をまとわないと「死」が訪れるのは、

エネルギーが枯渇し、また絶えるからです。

 
電気、磁気、蒸気、病気など、

われわれの生活とも密接に関わっている

物もの 事こと

ふと気づけば 氣を冠している言葉はたくさんございます。

 
なにげにわたしたちが氣に関して使っている言葉も、日常たくさんあるのですよね。

 
気に入らない、いい雰囲気、

気が向かない、気に障るなどなど。

 
これらはわたしたちの「気持ち」…

無為・有為による意識の作用と 氣の働きが密接であることをあらわすものです。

 
いわゆる「気功=気の訓練」とは 
 
こうしたとらえがたくも「自由」であり、
 
状況に応じてさまざまに質的変化を続ける「氣」を、
 
体内外においてセンシティブに練り上げるトレーニングとも言えるものです。
 

とらえがたい自由であるがゆえに、
 
いまひとつ固定化したイメージが、社会的に定着しない側面を持って現在に至っている感じでもあります。
 

ただ、この世界を個人またはコミュニティの想念において紡ぐ、
絶対から成る幻想世界の確立へと陥らず、
 
相対世界を生きる「自由自然」へと至る“橋渡し”として、
 
無限の可能性を秘めているのも、
 
「氣」とただ一文字に、
 
シンプルに表現されているものの特性やも知れません。



【 端座 たんざ 】