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【 やってる感なく自然に 】

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本日の教室の様子です。
武術や護身術に関しては、“こう来たらこう返す”というような限定されたシュミレーションを重ねる対処の仕方を私はお伝えしておりません。

熊やトラが意図して反撃を行っていないように、動物や虫たちが接触コンタクトに対してその異常を感じ、自然な防衛反応を見せるような身体の回路を養成するのが、練習の第一の目的です。

技の発露はそうした自然な反応の結果として、思考を経由せずに“いつの間にか”行っていた・・・そうした本能の状態を目指します。


これまで教室の皆さんには、主に立って行う、自身の中心感覚を研ぎ澄ませることが出来る「站椿たんとう」と呼ばれる基礎のからだ作りと、

内臓機能の調整と強化を行うインターナルワークである「内功八段錦ないこうはちだんきん」を中心にお伝えして参りました。

真の功夫(実力)を身につけるには、地味で長期間の訓練期間を要しますが、
体術の習得もそうした一貫した体系の流れのなかで、練習者が“いつの間にか”その力を発揮できるようにお伝えしております。

一番は練習している皆さんが、ちょっとしたコツでからだ全部を使っている楽しさを感じていることですね☺️

女性に至っては、自分のなかにこんな力が育っていたの?と、素直な驚きとともに大の男を投げ飛ばせるわけですから。
わたし投げられ役です(笑)


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