2020/11/19
【生ききる力】
運動 = 生命活動と定義するならば、わたしたちの普段の営みである行為・行動ふくめた、
それらの運動している「状態」を捉えたとき、
それはどのように立ち、歩き、座り、
他のどのような動作を行っても、
わたしたち自身が「活き活きとした力」に満ちているか、
自分を活かし 他を活かし
活きた力 = 生ききる力 に満ちているか?
死中に活を見出す、
「生ききる力」という、
生命・自然の源、根本から発生する力。
転じて生を養う「養生」も、
危険状態に突入したとき、誰に教わることなく
自然と身をかばうように自衛反応する武術的な「抵抗反応」も、
「生ききる力」の見地に立って始めて見えてくる、
根本を同じとする一つの現れ。
☯️「養生」と「抵抗反応」
その両方を等しく同じものとして理解することが出来るのです。
そびえ立つ大樹の系譜の如く、
わたしたちの深めていく理解が
いったいどこに回帰していくのかというと、
わたしたち自身の内に流れている血脈環境たる「生命」と、
野生生成たる動植物や山、川、海という外なる環境におけるあらゆる「生命」、
この2つに対するたゆまぬ観察とその理解に答えというものはあるやも知れません。

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