プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れる強さ…生命根源の力を高める」


これが主だったレッスンの目的となります。



関節や心・肺に無理な負担をかけず、

老若男女問わずに、

練習に努めることで「結果」

からだの奥底に眠っている生命力を奮い立たせることを狙うレッスンです。



今まで出会った方々

これから出会う方々へ


貴重なるご縁に

感謝申し上げます。




身体に対する意識を高め

自己否定をしない、内から湧き起こる真の「自信」を育て

深い たましい の道行きを 皆さまと共に歩めたら

そう感じ想いながら日々、活動、
発信させていただいております。


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


DATE: CATEGORY:功法紹介
10639561_332071780292016_1335347259960287423_n.jpg


中国は漢代(紀元前206年~220年、約400年の長命王朝)、
老子・荘子につながる思想書物『淮南子 えなんじ』に曰く、
「八つの遠方には 八紘(はっこう)有り、八紘の外には 八極有り」とあります。

紘(こう)は綱の意であり、天地を張り支えているので、それを表現して 紘(こう) としており、
古代中国人の空間認識を伺える記述です。


    力は抜くのではなく、「 開く 」


「空間」は、開くことによって立ち現れます。


またこの『淮南子 えなんじ』には、わたしたちが良く使っている「宇宙」という言葉にも記述があります。

「宇」・・・上下前後左右の三次元空間全体を現す。

「宙」・・・過去・現在・未来の時間全体を現す。

物理学において捉えられている宇宙・・・生成・膨張・収縮・消滅運動を繰り返す。


淮南子にも記述が見られる八極・・・その名前を冠した「八極拳」

先日、ご紹介したマシンガン拳法である「蟷螂拳 とうろうけん」とは実に対照的な、豪砲一発、マグナムを撃ち込むような拳法であり、

猛虎の気勢のような、その豪壮な拳の風格に惚れ込んで、私自身が25年間、良く訓練してきた拳法です。


小細工なし、牽制なし、コンビネーションなし。

自身の養った功夫・功力に全ての意識を集中して、


シンプルにただ打つのみ。


ただそのシンプルさは愚直のそれではなく、実戦においての虚実の運用含めて、
全ての条件を満たした上での 〝Simple〟 is 〝best〟. です。

『 Martial Arts: Baji Quan 』
https://www.youtube.com/watch?v=0D_5C_ymm1E


昔の剣道家がひたすら立木打ちを繰り返したように、昔の柔道家が帯を木に巻き付け、ひたすら投げの練習を繰り返したように、

動画に見られる動作は、あくまで八極拳独特の打突の力・・・「発勁 はっけい」を養うための動きであり、
実際の運用は無構えの自然体からノーモーションでポーンと打ててこそ、はじめて使えるレベルに到達する。
これはどの徒手武術においても言えることであり、そこまで至るには長年月の訓練(功夫 くんふー)・・・熟練度を要します。

空手もそうですが、本来の「型」とは、練習者の身体づくり含めて、その武術独特の力の運用を養う鍛錬のためであり、
「型」を一見しただけで〝使える 使えない〟などと言っているような者は、自らの研究の足りなさを反省すべきである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すべての拳法は武器術が起源であり、八極においては槍法(そうほう)・・・槍を持って突いた形が、拳打においては突き腕と引き腕の関係にそのまま活かされています。

「発勁 はっけい」の原理は砲弾を射出する原理に同じであり、強く射出するためには砲台がしっかりしていなければならず、
八極拳の馬歩を多用する立ち方は、徹底した下半身の強さ「下盤功夫 がばんこんふー」を養うためのものです。

またその最大特徴である強い踏み込みによる「震脚 しんきゃく」動作は、鋭く息を吐く「吐気」の動作と協調一致させ、力強く地下に杭を打つがごとく、正確に練り上げていく。

この「震脚 しんきゃく」による動作は、地球の重力を最大限に利用するためであり、強い踏み込みにより上昇するエネルギーを漏れなく下半身から上半身を通じて、
根から枝葉へ・・・拳打ち・肘打ち・肩打ちに伝えきるには、ブレのない強い体幹力を要します。


先の動画の地上部分は、がれきが細かくなった砂に覆われた固いコンクリートです。
打つ前は柔らかく身体を使い、インパクトの瞬間は身体を剛体化して、漏れなく全質量を拳先・肘先・肩先に乗せて打ち込むのが、
素朴にして勇壮な八極拳という拳法の特徴です。


拳法の「法」とは、法理・法則のことであり、八極においては「八面力」・・・八面とは四方八方の八方の方角の意味であり、
八極とは四方八方の極遠・・・極めて遠いところに届く力、つまり大爆発の状態を現す言葉です。

八極拳を訓練する者は、この八方の意識によって訓練を重ね、勁(けい。力の意)を四方八方に張り出すことを心がけます。

同時に人体における8つの部分、頭・肩・肘・手・尾骨・股関節・ひざ・足の状態に注意を払い、これら8つの協調一致を丹念に練り込みます。


意識は、

☯頭頂青天・・・頭は青空を押し上げる。

☯脚扎黄泉(きゃくさつこうせん)・・・足は黄泉(よみ)の国まで突き通す。

☯含胸抜背(がんきょうばっぱい)・・・胸はゆるめ、肩甲骨がよく広がる。

☯松肩切胯(しょうけんせっこ)・・・肩をゆるめ、股関節を折り落とす。

☯気貫丹田・・・気は丹田を貫く。

これらを良く意識して訓練を重ねていきます。

またこれらの姿勢要求は、ほとんどの武術・気功に共通するものであり、
理にかなった抜けの良い、疲れにくい身体づくりとなり、

体力は増進し、また仕事や日常の生活所作の無駄のない動きへとその質を変え、
武術の意識を外したところで、取り組む者のまとっているエネルギーの質をも変化させるものです。


単純に循環の良い姿勢状態を獲得しますと、人は自ずと健全な心理状態を取り戻すものであり、

このことは私の教室や講座に参加された方々は、具体的に皆さま体験されていることです。


以上、なぜなにカンフー講座「八極拳 はっきょくけん」でありました♪


虎


「八極拳」
http://ja.wikipedia.org/wiki/八極拳


スポンサーサイト

テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

tag : 人間の可能性 写真 心と体

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



copyright © 2017 ☯ Vital Energy Body Work 山下道場 all rights reserved.Powered by FC2ブログ