『 熊ちゃんになりました 』


先日、駒ケ根市内にある大御食(おおみけ)神社・・・通称〝美女が森〟にて気功指導。

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不動の状態を堅持して体内部の「内気」の力を高める站樁(たんとう)の力も、生徒の皆さんはそこそこに着いて参りましたので、
この日は動功(どうこう)の一つである五禽戯(ごきんぎ)の「熊」をレッスンしました。

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気功には站樁 (たんとう)のように不動の状態を堅持して、静中の動・・・静の極みから生まれる「内動」を導く静功(せいこう)と、

太極拳のように動きのなかで呼吸と動作の一致をはかる、動中の静・・・動功(どうこう)、

その中間である、「八段錦 はちだんきん」などにみられる静動功(せいどうこう)の、大体三種類が存在します。


プロセスとしては・・・これはいたずらに多くの情報を追う人間行動面にも繋がることですが、
人は眼に見えて明らかで、動きのあるものの方が「動いた気持ち」となりやすく、たやすく取り組みやすくもあるのですが、
それらの運動と呼ばれるものは往々にして、ぺらっぺらっな中身のつまっていない動きとなり、
また健康面から観ても、毒にも薬にもならぬ状態に陥りやすいです。
いや、長期的に観れば、軽挙妄動・・・むしろ毒です。


やはりプロセスとしては、静から動 → 動から静 → そして静動の合一をはかってこそ、真の生命運動が発動します。

ですから、こちらの伝える気功体系においては、必ず站樁(たんとう)訓練で体内部における「内動」を高めてから、動作訓練へと移行します。



「五禽戯 ごきんぎ」は荘子の時代にも記録が見られる、鹿・猿・熊・鶴・虎の動きを取り入れた古い気功のひとつで、それだけで独立したものですが、
私の学んだ系統である焦国瑞(しょうこくずい)先生が提唱された「気功養生学」では、
すべての気功を行う上でまず「站樁 たんとう」が合わさるのが、緻密で特殊なところです。

五禽戯(ごきんぎ)の「熊」は、五行説では季節の変わり目、「土」に相当し、
内臓機能の調節作用においては、主に消化器系に働きかける動きとなります。

肩と股関節を震わせるようにして繋げる意識で身体をゆすり、
薄い氷の上を歩くような慎重さを持ちながらも、柔中の剛・・・重量感ある歩み足で身体をひとかたまりに練り込むものです。

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動画 [ Five Animal QiGong Exercise. ]
http://www.youtube.com/watch?v=2jAzqvcDAdM

帰りのお茶タイムは、やれパンダだ、ラッコだと、動物談義で盛り上がりました(笑)


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プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
〔 山下俊行 〕

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな現代人の

こころ と からだ がより良く寄り添うような、

身体と心の在りかたセッションです。



からだ の軽快な状態をもって こころ の状態が導かれていく


セッションの比重としては、
中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや症例に応じた各種整体運動・現代型ストレッチなどをとりいれたセッション内容となります。

 
一般に広く行われているリラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まっていく」


そんな状態をセッションでは当面、目指しますが、
プロセスのなかでいずれはそんな目的も自然に忘れて、
楽になれば良いと捉えております。


現代は特に、

“あたま”が賢くなることよりも先に、
 
“からだ”が賢くなることが大切なことと感じています。

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