プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:古道プロジェクト
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「南信州・古道プロジェクト」

私も関わる長野県元気づくり支援金を活かした事業、「まほろばの里研究会」ですが、

8月30日㈯
午前中、「秋葉古道フットパスツアー」に始まり、午後は「ゆらぎの心理学」の著者であり、カオテック研究所代表の雄山 真弓先生の講演会と相成りました。
おかげさまで、好評のうちに無事終えることができました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました♪


心を科学する「カオテック研究所」
http://chaotech.org/


ゆらぎ


講演は、「ゆらぎの心理学」自体が電子書籍による英文で海外向けにも発信されているせいか、学術論壇の様相を呈すような本格的なもの(笑)
なんちゃらわからんけれど、おらが村にエライ先生が来たもんだぁ~と、目をパチクリか、眠くなる向きもあったやもしれません(笑)


識しることは力に成ります。


少し補足をすると「ゆらぎ」というのは「波動」です。

私などは身体論からなる体験知からの実践研究者として「気功」などの状態における生理的データの裏付けが取れますし、こういったお話しは大変興味深いのですが・・・


「命」というのは常にゆらいでいないと成りません。


雄山先生の著書の中でも、宮本武蔵の「五輪書」と女性のここ一番の大勝負、出産時の状態の共通性について検証されておりますが、

ここぞというときの環境適応力・・・これは以前、私も記事において触れた「不動心」と同じことです。


非常時ほど問われる変化への対応力・・・これは〝動じない心〟という直訳的な言葉のイメージからなのでしょうが、

「不動心」とはピタっとした、固着した、心が動かぬ状態を指すのではなく(このような状態を居着き、死に体 しにたいとも言います)、
心においても体においても、中心点は据えたまま「ゆらぎ」を保持し、

変化に対して、いつでも反応できる状態のことです。


これは私が気功学上で説かれる「松緊度 しょうきんど」・・・ゆるみ と しまりの関係と同じ状態です。

一般でいうリラックス・・・ゆるみ過ぎれば「たるみ」と成り、

しまり過ぎれば「こわばり」・・・過緊張と成ります。

そのどちらかに傾きすぎては、人間はいざというとき・・・たとえば災害時や、人生上の ここぞ!というときなどに、
速やかに反応して「対応」することができない。


この「ゆらぎ」の幅が、バイタリティふくめた生命活動の幅であり、本人の命の幅でもあります。

雄山先生は、指尖脈波(しせんみゃくは)と呼ばれる指先から得られるバイタルチェックから、
コンピュータ上のカオスアトラクターという非線形の「波」として、心の状態の視覚化をはかり、
鬱や認知症レベルの高い方々のデータを取り続けて研究を続けておられる方です。


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鬱や認知症の方はやはりこの波・・・「ゆらぎ」の幅が少ないことがデータからわかってきております。

その御研究は常に社会にお役立ていただけるように、最近ではモバイルなどの端末を活かしたハンディな機器の開発をはかり、
歩数計を見るように、いつでも自分の状態をチェックできるような自己診断システムの実現を目指しているそうです。

私が伝える気功体系も「内観」を通じて、自身の感覚の変化を追う「意識化をはかる作業」と言えますが、
こういった見えない世界を機器を通じて視覚化するのも「意識化をはかる作業」と言えます。
それと人はご自分の状態に〝気をつける〟ようになり、ご自分の人生を主体的に生きるようになりますから。

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講演に際して「ゆらぎ」と「古道」とどう関係があるの?という向きもあるかも知れませんが、
「古道」も、その交通の要所に存在する神社仏閣も、この「ゆらぎ」が活性化している場所です。
それは私たち市民プロジェクトも一昨年から、同じソフトで指尖脈波を通じて測定をし、
神社での気功前と気功後における、その如実な心身の変化のデータを積み上げて参りました。

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雄山先生曰く、自然現象は総て「カオス」であるとのことです。

カオテック研究所、サイトによる「カオス」の説明です。
「カオスとは、あるシステム(系)が確固たる規則(決定論的法則)に従って変化しているにもかかわらず、非常に複雑で不規則かつ不安定にふるまい、遠い将来における状態がまったく予測できない事象のことです。」


小宇宙と大宇宙とは良く言われることですが、
人体が刺激に対してその健全さを保つために、自然治癒力など適宜に対応するための自働調節機能を備えているように、

自然もまた、その恒常性を保つための調節機能・・・自然現象という見立ては納得のいく話しです。


たとえば人間にとって無慈悲ともとれる自然災害・・・これは地球規模で捉えれば、自然自身のセルフケアと解釈することもできます。
自然は人間ひとりひとりの こうあってほしいという気持ちを汲み取って機能しているわけではありません。

またひとりひとりの情感を汲み取っていないからこそ、かならず夜は明けて陽の光りが注ぐように、あまねく全ての人々が、
差別なく自然の恩恵を受けられている、という捉えかたも出来ます。


そうだとするならば、自然が具合悪く感じるような環境に対する振る舞いを一切止めるのが、
今後の人類のつとめだと、私は想うのです。

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雄山先生は御年70代の女性学者です。常に社会にお役立ていただきたいという高いお志と、常に純粋な研究熱に突き動かされ、それが若さの秘訣にもなられている素敵な方でした。

ご一緒にお話しを取り交わしながら感動したもののひとつに、
雄山先生が年若い時分、さぁ、これから学者にというときに、お父様が娘である雄山先生のために時間を作り、
当時、神奈川県は大磯の自宅を出て、東北大学のある仙台まで来られて、
〝なぜ学者になりたいのか?〟と話しを切り出したそうです。

このお父様というのが、当時民間の会社の研究所長をされていて、
日本科学工業賞や大河内賞も受賞された、優れた研究者であったそうです。

〝なぜ学者になりたいのか?〟 雄山先生はいきなりそう聞かれて首をかしげながら〝好きだから?〟と答えたそうです。
それを聞いた雄山先生のお父様は〝ただ好きなだけではだめだ。 ヒューマニティーのない学者になるんだったら、今すぐ帰って来なさい〟と、厳しく言い放ったそうです。
それを70になられた今でも印象的にお話しされるということは、学者になる「根」として、そのとき相当ビカッと自身の中に落ちたのでしょうね。


物事好きなだけで続けるには足りない「根気」、「決心」・・・それをしっかり養うことの大切さを考えさせられるお話しだと思います。


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ご興味ある方は「ゆらぎの心理学」詳伝社新書、
よろしかったらお手に取って読まれることをおすすめいたします。
読みにくい学術書のようなカタい文章ではありませんから♪

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テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

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