プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:所感

「 進歩のない者は決して勝たない 
 
負けて目覚める事が最上の道だ 
 
日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 
 
私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 


敗れて目覚める、

それ以外にどうして日本が救われるか 

今目覚めずしていつ救われるか 


俺達はその先導になるのだ。 
 
日本の新生に先駆けて散る。
 
まさに本望じゃあないか」 臼淵 磐(うすぶち いわお)海軍少佐
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%BC%E6%B7%B5%E7%A3%90

 
 

現代において言葉の軽さが横行するなかで、
 
肚(はら)の底から絞り出された
魂のこもった言葉というものは、
それがどんなシチュエーションであれ、
こちらも強く心が打ち震えます。

 
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広島県呉市、
訪れたのは今年の九月末。 

 
 
「内から外へ」

私は自分を地球人と認識しておりますが(笑)
帰属ベースが日本という「根」にある以上、
この国の底に流れている
深い歴史層を 深く知らずにはいられない。
 
 
また私は「右」でも「左」の者でもない。
人間社会だけに言及した思想史には一切興味がない。
 
あるのは、わたしたち誰にも
その身体の内に流れている生命原初の情報にアクセスすること、
 
 

「天地自然の法則」にかなった生きかただけです。 

 
 
これをアップするのにずいぶんと時間が掛かりました。
それ以前に先に原爆ドームを上げているから、
日々のスケジュール上、こういった題材の問題視ゆえに
また痛切に感じるがゆえにアップが遅くなってしまった・・・
 
 
別段、個人の想いは胸に秘め続けても良いのですが(笑)、
 
それはそれで太い信念が別に、
誰にも侵すことのできないものとして、
私のなかには強い内圧として存在しています。


 
 
「感じる力」

 
戦争とは ただ一枚岩ではない、
国家間の権益もそこには絡んでおりますが、
 
私は戦争含めた、
現在までに至る世の価値観の混迷が、

痛みなり 悲しみなり

この「感じる力」の低下にあると捉えています。

 

社会構造合わせたシステムの構築は理屈抜きに、
この「感じる力」があって、
はじめて人に活きるものだと捉えています。

それが正しく機能することがなければ、
活きなければ、
それはただただ、人を抑圧するものでしかない。
 

 
 
「心理のエチケット」というものがあります。
 
 
 
人の修養として、
 
これはすべての事象に対して心得ることですが、
 
 
今どきの価値観を持ちこんでの良い悪いではなく、
 
 
事実を事実として、ただただ「観る」
 
 
ただただ「感じる」
 

 

ただただそういう歴史的事実があったこと。
 
それを生きた名もなき先人たちの積み上げの上に、
わたしたちは生活できていること。

 

 
今どきの価値観である良い悪いの「判断」を持ち込むと、
 
かならず物事の本質を ゆがめるものです。
 

 
問題を真摯にとらえたとき、
 
このただただ「観る」ことが
本質を見抜くスタンスとして、
とても大切になってくる。
 
危急の場であれば、それは尚のこと。
 

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過去、戦争という追い込まれた状況が、
その技術力を高めた事実があります。
 

大和に費やされた技術は
ロストテクノロジーではない。
 

全長 263m の、
その大きな船体を二つに割って深い海の底に沈んだ大和。
それは戦後にこそ、
日本の経済復興の起爆剤を果たした。
 
 
大和を建造した広島県呉市の大型設備は
戦後も健在であり続けました。
 
大和③

 
大和は当時、最大級の大型艦として建造されましたが、
当時の求められる総排水量に比しての、
これまでにないダウンサイジング・・小型化を果たすなど、
 
 
短期間に高性能の大型タンカーが次々と
戦後の日本で建造され、
その技術力は国内外の海運事業を大きく支えました。

大和建造で培われた技術の蓄積と継承があったために、
昭和31年には、戦後10年あまりで造船量世界一となりました。

 
戦後に戦争を越えたところで、
その技術力が日本の復興を強く支えたのです。
 
 
大和に取り付けられていた高精度のレーダー機器による
電子機器の発達。 

射撃においては敵との距離を
正確に測る装置も必要であり、
 
それは艦橋近くに備えられたセンサー・・
15メートルの長さをもつ測距儀
(光学式距離測定装置)というものでありました。
 
この測距儀を開発したのが日本光学(ニコン)です。

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戦時中の技術が、
戦後、直接に活用されたケースはそれほど多くはありません。
 
むしろ、軍事研究で培われたノウハウや、
そこで育った人材の方が重要だったのではないでしょうか。
  
そういった人材が
既成概念にとらわれないでチャレンジしていった精神そのものが
大和という最大の遺産だったのです。

 
その細やかな ものづくりの精神は、
この日本を支え続けて参りました。
 

 

大和に流れている本質とは、
 
それはたとえ優秀な技術力があっても、
それを正しく運用する総合的な力がなくては
役に立たないのだという教訓です。
 
そのことを後世にこそ伝え、
語り継いでいかなくてはなりません。

 

 
多くの死ななくてもいい者までもが死んだという事実。
 
「死にたくない」と、
口にすることすらできずに死んでいったという事実。
 
大和の「悲劇」の本質とは、またここにあります。
 

 

人が本質的なことを話そうとするとき、
ときには矛盾をはらんだ言いかたをすることがあります。
 
それはケースバイケース、
そのときその都度の状態や段階に応じて、
言いかたを変える必要があるからです。
 

子どもや、特に私ふくめた男性にとって、
一点、大和は格好良さの象徴のような存在になっています。
 
私もそのスタイリッシュな造形やメカニズム、
精巧なギミックには、
素直に申せば、とても惹かれるものがあります。
「宇宙戦艦ヤマト」も大好きです。
 

しかしながら訪れた「大和ミュージアム」
呉市海事歴史科学館で本当に「観る」ものは
これは矛盾した言いかたにはなりますが、
大和ではない。
 

 
主体的に自身の人生を全うせしめる
その歩みのなかで、
すべての物ごとにおいて、 
 
わたしたちは誰にも どこにも依拠することなく、
基本的には自分で自分の身を守る術を、
身につけておかなくてはなりません。
 

 

「国」というものが、
もし本来の意味で機能するのであれば、
それは わたしたちの
主体的に自身の人生を歩みゆくのだという気運の上で、
 
その自力と他力のバランスを成したときに
 
はじめて総体としての「邦 くに」が成立するのだと捉えます。
 

 
わたしたち国民の生命と財産、
思想や信条を守るために存在するはずの国と呼ばれるものが、
 
時には個人の心までを非情なまでに蹂躙し、
そして「死」へと追いやってしまうという
いただけない事実をこそ「観る」ところなのです。
 
そうしてこそ冒頭の臼淵海軍少佐の
「本望」は達成されるはずです。

 

「大和ミュージアム」呉市海事歴史科学館には、
戦死された方々の遺書が多く展示されています。
 
模型や現存物と違って、
とりわけ目を引くような展示ではないため、
足を止める人は決して多くはありません。
 
しかしながら、このミュージアムを訪問した際には
これら並べられている資料の数々を
是非じっくりと読んでいただきたい。
 
 
 

当時の切迫した気運のなかではそう言うしか、
自他ともに納得、
収拾する手立てがなかったと想います。
 

遺書の中には現代の感覚的には
違和感のある内容のものも少なくありません。
 
展示されている人間魚雷の「回天」の前で、
極限状態の中で書かれた言葉の一つひとつ・・その遺書と、
その方の音声が残っていて再生できるようになっています。
 
それは生きたいんだという強い気持ちと、
あきらめのはざまで懊悩(おうのう)する
その方の姿が露わになっており、
 
胸に迫る・・・
 
先の戦争の本質を感じ考えさせるに
十分な力を宿しています。
 
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人が死ぬということ、
死なずに済んだかもしれない人が死ぬということ。
 
それを次の世代の子どもと一緒に感じ考えるのは、
とても意味あることであり、
こうした資料館の存在意義があるはずです。
 

 
人は よく忘れます。
 
忘れるからこそ、
こうした資料館の存在や、
 
神=自然との繋がり、
その畏敬を忘れぬために、
さまざまな神事、行事が
この国にも存在している。

 
 
3000人以上いた大和の乗組員の死という事実。
 
8月の原爆で犠牲になった数十万の人々の死という事実。
 
 
良く言われる「尊い犠牲である」だの、
やれ「平和の礎になった」だのと表現するのは、
対岸の火事のように、
実感と想像に欠けた者が放つ軽い言葉である。
 

 
散っていった「死」というのは、
 
「尊い犠牲」である以前に
未だ未熟な、
わたしたち邦民(くにたみの)の犠牲であり、
 
「平和の礎」とは
生ききって己が出来うる力で
自身の周りに働きかけられてこそ
「礎」と成りゆくものです。
 

ずいぶんと長くなってしまいました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
 

2014年も終わりです。
 
この年末を越えて、
新しい日本の、
 
世界の夜明けが始まります。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 
呉市は広島駅から電車で30分ほどです。

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
 
住所:広島県呉市宝町5-20
 
電話:0823-25-3017
 
JR呉線・呉駅から徒歩5分。
 
入館料は大人500円、高校生300円、小・中学生200円。

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