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『 上虚下実 じょうきょかじつ 』

ベアト⑤



下半身はどっしりとし、
上半身の余計な力は抜けた「状態」。 

 
いわゆる自然体のことです。

 
 
およそ、こころの状態というものは、
からだの状態に実に大きく左右されます。
 
 
これは長らく身体を練って来た
自身の経験上、言えることですが、
 
こころを整えたい場合、
からだから整えるほうが、

よりダイナミズムで
その変化も早いものです。

 
 
身体にも土地気質・風土など、
環境に適した状態が、
わたしたちの本来の「自然性」を発揮してくれるものです。
 
 
 
現代を生きる私たち日本人の多くは、
この身体の「虚実」が逆になっていて
 
上半身が「実」で、
 
下半身が「虚」である
 
「上実下虚 じょうじつかきょ」と言えます。

 
 
 
上が「実」である場合、
 
その気血は上がり、
イライラそわそわと落ち着きなく、
頭に血を昇らせては顔を紅潮させ、
批判攻撃本能(戦争衝動)もまた強くなりやすいものです。

 
下が「虚」である場合、
 
物事に当たるための肝腎かなめの腰は冷え
(ねばり腰、忍耐力がなくなる)、
こらえ性がなくなり、
無意識レベルで怖れを抱きやすくなり、
 
権威ふくめて外へ外へと
誰かの保証を常に求め、
弱い犬のように吠えまくるものです
(これもまた無益な戦いを呼ぶものです)

 

いずれにしても、
 
そのからだ、そのこころにおいて
 
「上実下虚 じょうじつかきょ」のままでは、
 
すそ野ひろがる人間可能性の
その豊かさは、
狭まっていく傾向にあると言えます。 

 

下半身はどっしりとし、
上半身の余計な力は抜く
 
「上虚下実 じょうきょかじつ」

 
 
それはエネルギーが過不足なく巡る
 
「 自然体 」のことです。

 
それは自らの足でしっかりと大地に立つ
 
「自立」の姿です。

 
 
 
人 仲良くなるのは個々に自立し合って
良い影響を与えあってこそ。

 
いつまでも周りが周りがと、
躾(しつけ)のなっていない
犬のように吠えていては、
 
平和への「道」は、
自身の内にも外にも遠ざかっていくばかりと言えます。

 
 
「躾 しつけ」と書いて、
身体の美しさと表します。

それは内側よりにじみ出る人としての蓄積・・・
インナービューティーのことであり、

それは高じれば光りのからだ
 
「 神性 」とも成るものなのです。


君背負いし

 
☯「 杉島大樹さん 鍛金(たんきん)の世界 」
http://9512taitao.blog.fc2.com/blog-entry-25.html 

 
☯「明治初期の日本人の体力に驚いた外国人」 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=282061

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