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9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:所感
「夏越の祓 なごしのはらえ」旧暦の祓いはまだ先ですが、
それが新暦だろうとなんだろうと、時代の推移と人の意識でここまで来た以上、
それはそれで大変意義ある行為です。
 
たとえば参拝作法において、
古い社格の神社によっては柏手かしわでを打つ数が違ったりするものです。

 
 
それが伝統だの正統だの、
四であろうが、三であろうが、たとえ一であろうが関係ない。
 
大事なのはその行為に一点、心と体を集中して、
毎回、毎瞬、新たに人間精神の統合をはかることです。
 
 
人の関心が高まるのは悪いことではありませんが、
よく言われる諸外国による陰謀、封殺論など、
被害妄想や野次馬根性で認識の浅い者がピーチクぱーちく
降ろしたての借り物の知識で論じてないで、
 
そんなものは、
そういった研究が好きな諸先生方に任せておけばよろしいことです。
 

それと最近やたらと〝こう表しておけばいい〟という
言葉あそびが目立ちます。
大体、本人のコンプレックスが、
安直なただの「スタイル」と化しているものがほとんどです。
 
 
たとえばなんだ、〝氣〟という文字か。
 
現代中国では簡体字で「气」とも表しますが、
 
「気」の作用を熟知している私のような専門家が使うならまだしも、
今ここに生きている以上、
わざわざ旧字体を引っ張りだすことがどこにあろうか。
 
明治生まれの方が「氣」や「眞」を使うのは自然なことですが、
それ以降の世代が〝やる氣は誰にも負けません〟とか、
わざわざ旧体字である「氣」を履歴書とかに書くのは愚かの極みです。
 

気合いを氣愛とか、がんばれを顔晴れとか、出会いを出愛だなんだと、
いったいなんのバカ騒ぎかね。
 
夜露死苦のセンスのなさと変わらんぞ。
 
 
気ぜわしい現代だからこそ、沈黙や「間 ま」を大事にして、
もう少し言葉とその内在するエネルギーを大切にしていただきたい。


大切なのは何の行為においても一点集約して
気持ちを取りまとめる心がけであり、
 
実利、作用なんて結果は実にあとのことです。
 

そういったことも踏まえた上で、以下。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


『 祓(はらえ)とはなにか 』


本日は「夏越の祓 なごしのはらえ」ですね。
 
神社で茅の輪くぐりを行い、年が明けてから
 
半年間の罪や穢れ(けがれ)を落とす行事です。
 

 
神社やその祭事というものは、
現代ではその意味・由来が
あまり伝わりにくくなっておりますが、
私たち日本人の根っこの部分で
 
「深く結びついている」ものです。
 
 
 
この「結ぶ」という想いと行為が、
 
生命を切ったり 叩いたりではない、
私たち日本人のDNAにしっかり刻まれていること。

 
 
つながりとは 結び合わせることです。

 

この「結ぶ」ということ・・
 
 
 
もちろん秩序だった社会形成とともに必要なプロセスを
この国は歩んできたと思いますが、

鉄器が伝わる以前の古(いにしえ)の日本、
 
 
切ることなく 叩くことなく、

 
結んだり 縛ったりする文化…
 
 
このところに私たち日本人総体としての源流、
 
精神風土の基盤があるように感じます。

 
 
神直日 大直日 かむなほひ おおなほひ

 
…曲がったものを直す。
悪い神を改心して引き上げる、
 
滅するのではない。
殺すことはない。その寛容さ。

 
 
今日はほとんどの神社で、
夏越の大祓(なごしのおおはらへ)がありましょう。

 
 
 
祓(はらへ)とは何か。

単に「祓 はらえ」とした場合、
 
これは個人の禊ぎ(みそぎ)を指します。

 

「大祓(おおはらへ)」…
 
これは“公”、
 
社会全体を祓うことです。

 

祓 はらえ = 罪を祓う(はらう)

禊ぎ みそぎ = けがれを祓う(はらう)

 

この“けがれ”とは、気枯れ…
 
「氣」の低下・生命力の低下を指します。

 

ですから「祓 はらへ」とは、

低下したその精神・生命体のエネルギーを
呼び起こす行為なのです。

 
 
神道の死生観には、
 
今ここを生きるとする「中今 なかいま」の精神が、
 
その中心を垂直性のエネルギーで持って
 
この国に流れています。
 

この天地に連なる垂直性のエネルギー・・
 
神さまのことをひと柱、ふた柱など、
 
 
「柱 はしら」として数えます。
 

 
最近では希薄ですが、
親父でしたら、
一家の大黒柱と呼んだものですね(笑)
 

 
この、
 
人も、
 
天と地のはざまにおいて
 
 
「柱 はしら」のように
 
自立して「立つ」・・
 

 
この意識は「神なるもの」と繋がることにおいて、
 
とても大きいことだと感じます。
 

 
事実を事実として受けとめ、
そういった神々おわす国土の上、
 
積み重ねてきた歴史事実の上に
 
私たちは存在できていること。

 
 
そして正しく知ることは、想いや祈りの力となり、

わたしたちひとりひとりの行動に
 
「たましい」が宿ります。

 

神道(しんとう)とは「魂振り たまふり」…
 
たましいの振動数を上げる道行きです。

 
 
また神道…かむながらとは源流を辿ると
 
アニミズム…自然崇拝です。
 
 
 
バランスに注意ですが、
あまり あぁしなさい こうしなさいというような、
教義・教典というものがありません。

 

なんでも鵜呑みにしないで、

ご自分なりに感じ考える感性が大切となってきます。
 

 
そっと身の内に耳を澄ませば聴こえてくる、
私たちのDNA…
 
何か非常時にパニクっても、
度を越した集団的身勝手さとしては発露しない、
 
私たちの生活規範のなかにあるものです。

 

昔日のおじいちゃん・おばあちゃんの精神性などは
とても神道的なものです。

 
“お天道さまは見てるんだ、自分たちは生かされているんだ。
 
だから自分の良心に従って 生きていこう”

 

米俵②




このシンプルな“こころ掛け”の積み重ねが、
 
 
わたしたちひとりひとりの身の内に宿る
 
「神性」の発露となります。

 

 
「神」とは何も形どった人格神でなく、
 
ある意志を宿したエネルギーです。
 
「神意 しんい」といってもいい。
 
 
これが「氣」で観じる私の
 
「神」に対する見立てです。

 
自然そのものといってもいいです。

 

 
八百万(やおよろず)の神さま…
 
昔日の感性するどい人々は あらゆる事物、
 
 
山の神、海の神、
 
すべての事象に「神」や精霊の存在を感じて、
 
畏れ おそれ 敬い、
 
常に“こころ掛け”、心づけ、
 
“気”をつけて、
 
 
「丁寧に」暮らしぶりを立てておられたのだと感じます。


君背負いし
 

 
ナイアガラの滝のような(笑)
手つかずの大自然はこの国にはないかもしれませんが、
 
 
常に人と自然がつながっていた。

 

つながるためには意識づけ、心づけが大切です。

 
 
わたしたちをただ淡々と、
寛容に見つめてくれています。

 
わたしたちがどんな状況を生き、

たとえ苦しく 孤独にさいなまれることがあっても、

 
そのあなたの孤独でさえ、

静かに見つめてくれています。

 

お天道さまに恥じないように生きて参りたいですよね。

 
 
夏越の祓(なごしのはらえ)にて、
 
これを読んでくださったみなさまに
 
祝福申し上げます。
 


山下 俊行



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