プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:所感
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本日は「七夕」ですね。
 
先ほどまで降り続いた雨も上がり、
私が住むここ伊那谷は、
風も穏やかな静かな時が流れています。

 
 
一昨年になりますが、
伊那市にある曹洞宗は「吉祥寺」の本堂にて、

「インド音楽と七夕の舞い」と題するステージを
つとめさせていただいたことがあります。


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「祈り・願いに宿る力」をテーマに
企画した舞台ではありましたが、
 
平安期の七夕は、
香を炊き、楽を奏で、
詩歌を楽しむ宮中行事として親しまれておりました。

 
 

意味・由来などをあらためて知ることは力になる…
 
当日は「舞い」だけではなく、
舞台メイクはそのままに(笑)
 
七夕に関する座学も展開しましたので、
それを想い出しながら書いてみます。
 

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現代では七月になると七夕の季節が訪れ、
笹竹に願いを書いた短冊を飾る風習として
落ち着いている行事ですが、
 
どういう起こりで現代までに
そういった形になったのか、
舞台の前に冒頭ちょっとお話しをさせていただきました。

 

 
七夕は季節の節目たる五節句のひとつですが、
 
1月7日の七草、3月3日の桃、
 
5月5日の端午、9月9日の菊、
 
そして7月7日の七夕を祝う行事があります。

 

 
その七夕、
 
昔は現在のような新暦ではなく、旧暦でお祝いし、
 
また「文月 ふみづき」とも呼ばれてました。
 
 
今年ですと旧暦における七夕は
8月20日辺りとなるでしょうが、
だいたい8月の中旬過ぎから9月の中旬近くになります。
 
 
 
この「文月 ふみづき」…
 
短冊に願い事の「文」を書くからともされてますが、
由来は他にあり、
秋になり、
収穫間近の稲の穂が米を含んで大きくなるので
 
「含月 ふくみづき」とも呼ばれます。

 

 
七夕は、
昔ながらの日本の伝統神事と、
 
有名な織り姫と彦星…
およそ奈良時代に伝わった中国の星伝説、
 
そしてその星伝説にあやかって裁縫や手芸の上達を祈る
 
「乞巧でん きこうでん」という中国の習俗がブレンドして、
 
日本では宮中行事となって成立したお祝い事です。

 

当時の人々は季節のもの…
梨や桃、なす、うり、大豆などを捧げ、
 
星をながめ、香を炊き、
楽を奏で、詩歌を楽しみました。

 
それが次第に時代が下るにつれて民間にも広がり、
江戸時代の寺子屋の行事として
中国の「乞巧でん きこうでん」にあやかって、
 
詩歌や手芸や書道の上達を願い、
笹竹に飾る風習として現在の形に落ち着きました。

 
笹竹は一年を通して緑を保つ生命力の現れとして、
 
そして真っ直ぐ伸びる姿に、
 
人の力強い成長を当時の人たちは見立てて
自身の姿を重ねたのでしょうね。

 

 
五色(ごしき)の短冊の「五色」とは、
 
これは陰陽五行の「五行」から来てます。

 
「青・赤・黄・白・黒」

 
「木・火・土・金・水」…
 
この五色はこの世を構成する五大構成要素、
5つのエレメントに相当します。

 
 
そしてまた人体においては、
 
「肝・心・脾・肺・腎」の五大臓器に当たります。

 
心の動きにおいては
 
「怒り・喜び・思い煩い・悲しみ・不安や恐れ」…
 
それぞれこういった心理面にも相当します。

 

黒の色は、
体内の水分調整その機能に関わる、
 
命を育む水を司る「腎」に相当しますが、
 
黒の代わりにすべてをまとめる「紫」の色として、
五色では変遷をたどって参りました。

 

最初に日本の伝統神事とブレンドしたと書きましたが、
 
昔の人は稲作に関わりながら、
 
古事記にも登場する
 
「棚機女 たなばたつめ」の信仰を持っておりました。

 

これは天より降りてくる水神さまを迎えて
秋の豊作を祈り、
 
人々の穢れ(氣枯れ けがれ)を
祓って(はらって)いただく神事だったのです。
 

 
この水神さまに捧げる織物を織る女性を
 
「棚機女 たなばたつめ」といい、
 
七夕は、
この「棚機 たなばた」という言葉が
転化したものとされてます。
 
 
 
年に一度、織女(おりめ)の中から選ばれた女性は、
 
川辺の「機屋 はたや」にこもって神の衣を織り、
 
降りてこられた神さまと一夜を過ごします。

 
翌日、村人たちは禊ぎ(みそぎ)を行い、
村中の穢れ(けがれ)や災いを持ち去ってもらいます。
 
水神さまに除災・安寧を願ったのですね。

 
 
日本にも元々こういった伝統神事があったことと、
中国の天帝の娘とされる、
織物の技芸に秀でた織女さん…
 
いわゆる織り姫との類似性があったところで、
違和感なくブレンドされたのでしょうね。

 
 
今回はそういった七夕に関するお話しでした。



五行図③


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