プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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『 一法不立 百法不成
 
いっぽうふりつ ひゃっぽうふせい 』
 

 
この言葉は「気功養生学 きこうようじょうがく」を提唱された
気功名人、
焦国瑞(しょうこくずい)先生が良く言われた言葉です。
 

 
私は30年以上に渡って、東西の武術・格闘技、
気功や整体、ヨーガなど、
貴重な身体文化を研究して参って、
 
その中心核に
「站樁 たんとう」原理を据えることによって、
自身のボディーワーク体系を確立することが出来ましたが、
 
その確立に大きな役割を果たしてくれたのが、
「気功養生学」でした。
 

 
私が気功において、師と捉えている方は、
90年代初めに日本の気功界を牽引された、
草分けとも言える星野 稔先生ですが、
 
「気功養生学」は、その星野先生の師に当たる、
北京中医研究院 焦国瑞 しょうこくずい 教授の提唱になる、
壮大な生命科学とも言える養生体系です。
 


焦国瑞先生②


 

焦先生は、站樁(たんとう)原理を、
国手(こくしゅ)・・国を代表する武術家であられた
王郷斎(おう こうさい)先師に学ばれましたが、
 
当時の政府からの指示で
王郷斎のところに出向いたのはいいですが、
 
国の指示で派遣されて行ったにも関わらず、
全く相手にはしてもらえず、
何日も懇願して やっと学ぶことが許されたことは、
その世界では有名なエピソードです。
 

 
気功養生学は焦国瑞先生亡き後、現在はその体系を
 
「日本気功養生学研究会」代表として、
 
星野 稔先生が引き継いでおられますが、
 
 
「自養其生 じようきせい」の思想を核心として、
より深く、より確実に体内変化の体験を積みあげ、
 
いのち のもつ可能性を大きく開いていく・・
そうしたセルフ・ケア、
セルフ・コントロールの能力を育てていくことを
目指している団体です。
 

私のボディーワーク体系においても同じ根幹で、
そのプロセスを お伝えさせていただいております。

 

 
☯「一法不立 百法不成」

 
これは「一つのことが出来ないのに、
百のことをやっても何の意味もない。」という意味です。
 

 
みなさまの背骨はなんでしょうか?
 
人は自分の背骨・バックボーンをしっかりさせてこそ、
 
その自由性の すそ野を広げていくことが出来ます。
 
 
自由というのは
ただ広がれば良いというものではありません。
 
最初から手つかずの自由はないのです。

 

あれも良い、これも素晴らしいと、
いろいろな系統の気功法を学ぶ学生に対して、
 
焦国瑞先生は「そんなことは単なる時間の浪費に過ぎない、
むしろ体験は後退していく。
 
先ずは一つの事をきちんと学び、
 
修めていくことが何よりも大事」と戒められたそうです。

 

世の中は一昔以上に あれも良い これも良いと、
このネット上でもさまざまな情報が
日々、飛び交っていますよね。
 
ちょっと手先が狂うとパソコン上の矢印が、
変なところに飛んでしまうほど。

 

信じられるものを何かひとつ、
たとえば身体から起きてくる自身の財産とも呼べる
 
変化ひとつ、
 
人が見つけられるということは、
 
とても貴いことです。

 

写真の神社での指導風景は
 
「内功八段錦 ないこうはちだんきん」という
 
保健医療運動です。
 


八段錦




「八段錦 はちだんきん」という
古くからある大衆気功はさまざまな流派ございますが、
 
「内功・インナーパワー」を冠したところに、
 
焦国瑞気功の最大特徴があります。


八つのポーズが五臓六腑の経絡(けいらく)を調整する、
 
シンプルにして奥深い気功体系と成っているものです。

 

また陰陽五行学説による、
感情の動きと五臓六腑の健全さとの関係性・・・

写真は第七ポーズの、
肝臓を中心とした経絡に働きかける立ち方ですが、
 
「肝」に相当するのは怒り・・・

 
そのままでは怒髪天を突くような怒りの感情・・・
 
そのときのわたしたちの身体の生理状態ですが、
 
とらわれた興奮状態のときは気血が上がり、
頭はパンパンとなり、
見つめる世界はすべて視野狭窄となり、
そしてやがては・・・卒倒して倒れますね(笑)

 
 
「根っこの力」いちどグラウディングして、
 
地に根を張るようにしてグッと足を踏みしめ、
 
気血は下腹部に集まり充実感に満ち、
 
気が鎮まっていくなかで観る世界は
 
自らのなかで洗われ また現れていく。

 

そのままではただただ荒々しく立ち上がりゆく
激しい怒りの感情エネルギーが、
 
怒りという人間自然の感情を否定することなく、
 
 
どんな逆境にも立ち上がりゆく、
 
「不屈」という志しを秘めたエネルギーへと転換され、
 
純粋昇華されていく。

 

それを理屈ではなく、
 
「内的体験」とともに可能にしていく。
 
そのプロセス。

 

内功(ないこう)・インナーパワーとは、
 
「内的体験」 「静をベースとした運動」
 

そして先日、「眠りの養生(生命観)」という記事でも触れた、
 
「積極的休息」を特長としています。

 

☯「内的体験」とは、
 
体の内部に起こる様々な変化にじっと耳を傾けていくと、
 
ひとつの系列をなす変化を克明に体験することができる、
そのプロセスの総体を指します。

 
 
☯「静をベースとした運動」とは、
 
上の「内的体験」が前提となって、
 
じっとしている中で心が静かになり、
 
身体の中が動いていく
 
〝特殊な運動の状態〟を育てていくことです。

 

☯「積極的休息」とは、
 
一般的には寝ると疲れがとれると考えられていますが、
 
内功(ないこう)インナーパワーは、
 
じっと立つことで眠るよりも効率的に疲れがとれ、
 
より深い安静の状態と、
より高い覚醒の状態を実現し、
 
相当程度時間をさかのぼって
疲労を処理できる能力のことをいいます。

 

私の伝えるボディーワーク体系は、
 
この「内功 ないこう」を育てることを主眼目としています。

 

根が育つ前に あちこち不用意に動いて「気」が散ずれば 
 
エネルギーは枯渇し、
 
その体験はどんどん遠のいていく・・・

  「一法不立 百法不成」

とても意味深い言葉であります。



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☯『 大御食 おおみけ神社  奉納演武 2014 』
https://www.youtube.com/watch?v=dfDUdgNiXsQ



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