2017/10/02
【 シラットの教え 】

世界中どの国に行っても、その土地風土のなかで育った武術があり、
東南アジアにはプンチャック・シラットという武術が伝わっています。

それぞれの土地風土で長らく育つなかで、
技術体系とともに、
かならずそうした武術には
それぞれの思想・哲学が伝わっているものです。
そしてそれは、
なぜ拳脚を必要に応じて振るうのか、
その武術の魂の基盤とも成っているものです。
Wikipediaによる、
シラットの教えをそのまま転載いたします。
『 シラットには「稲穂の教え」(イルム・パディ)という基本思想があり、
鍛練を積むに従って
礼節や他人への思いやりを身に付け、
心豊かに生きる事を理想としている。
また、「崇高な精神と品格を備える」、
「同胞を尊敬し、友愛と平和を守る」、
「常に前向きに考え行動し、創造性と力強さを持つ」、
「真実、公正、正義を守り、
試練や誘惑に立ち向かう」
「常に自身の言動に責任を取る」という
「5つの誓い」が存在する。
シラットを行う者は「プシラット」(pesilat)と呼ばれる。」
・・・・・・
上の教えは武術に限らずに、
人間の内と外に広がる戦いを収めて、
自分自身の人生を
主体的に、クリエイティブに切り開いていく上でも、
とても大切な教えと感じるのです。
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