☯なぜなにカンフー講座【 速射拳法 蟷螂拳 とうろうけん 】

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本日は旧暦・二十四節気によると、「芒種 ぼうしゅ」
 
麦や稲など、穂の出る植物の種を蒔くころのことです。
 

そして古来よりの七十二もの季節のとらえかた・・
七十二候では、
 
「蟷螂生ず かまきりしょうず」
 

稲や野菜には手をつけず、
害虫をとらえてくれる益虫とされていますが、
 
それはあくまで人間の都合(笑)
 
 
かまきりには かまきりの
 
伸び伸びとした、人生ならぬ虫生があります。
 

『 おれの こころも かまも
 
どきどきするほど
 
ひかってるぜ 』
 
工藤直子「おれはかまきり」より



 
で、蟷螂(とうろう)といえば、
 
私としては蟷螂拳(笑)
 

☯【 Mantis Kung - Fu 】
https://www.youtube.com/watch?v=iNg5VsKHNkM

 

 
「蟷螂拳 とうろうけん」
 
中国は山東省の王郎(おうろう)という人が、
それまでの少林拳をベースに、
蟷螂(カマキリ)が素早く獲物をとらえる様を観て、
編み出したとされる武術ですが、
 
はるか昔のことであり、
実際の起源のほどは定かではありません。
 

起源はさておき、
実際の実技運用においては
 
近接及び中間距離・・・
ショートレンジとミドルレンジの攻防において、
緻密で細かく、速い手技を得意とする拳法です。


特徴的な、手首から指先までを かぎ型にした
 
「蟷螂手 とうろうしゅ」という手の形ですが、
 
これはいわゆる構えではなく、
相手の腕をその関節構造においてロックして固めるなど、
実際の攻防のなかのひとつの過程が
特徴的に「型」において現れたものです。

 
 
手技と足技の上下のコンビネーションが
バランス良い拳法であり、
 
攻防中、上半身の動きに相手が気を取られ、
死角となりやすい足元へ向けて、
手技と同時に足払いなども多用する武術です。
 

起源にほど近い中国は山東省、
山東人は長身の方が多く、
容易に ふところに入らせないような工夫であるとか。

広い中国大陸ですから、
武術においても地方によって、
その土地気質にあった形成がされるのは
自然なことなのでしょうね。


一発にドーンっと質量を込めて打ち込む
マグナム拳法の八極拳(はっきょくけん)に対して、

蟷螂拳(とうろうけん)は快速に、
雨あられのごとく繰り出す
マシンガン拳法といったところでしょうか。
 
 
どんな分野でも練習者の功夫(実力)によりますが、
もちろん速いからといって、
繰り出すその手足が軽いわけではありません。
 
全身協調とした動きの質は身体のどこが触れても、
写真や動画で見た感じよりも、
実際に触れた相手は、その手足が重く感じるものです。

 
今回は七十二候にからめた、
そんな中国の伝統拳術、蟷螂拳の紹介でありました。
 

「蟷螂拳」
http://ja.wikipedia.org/wiki/蟷螂拳



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水鏡



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プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
〔 山下俊行 〕

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな現代人の

こころ と からだ がより良く寄り添うような、

身体と心の在りかたセッションです。



からだ の軽快な状態をもって こころ の状態が導かれていく


セッションの比重としては、
中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや症例に応じた各種整体運動・現代型ストレッチなどをとりいれたセッション内容となります。

 
一般に広く行われているリラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まっていく」


そんな状態をセッションでは当面、目指しますが、
プロセスのなかでいずれはそんな目的も自然に忘れて、
楽になれば良いと捉えております。


現代は特に、

“あたま”が賢くなることよりも先に、
 
“からだ”が賢くなることが大切なことと感じています。

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