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【 藤原 俊成 ふじわらのとしなり 】 愛知県蒲郡市

【 藤原 俊成 ふじわらのとしなり 】①


先日、ふらり直感で参った三河の國、竹島。
その竹島とスッと対面するように立っていたのが、
平安時代後期から鎌倉時代前期の歌人 藤原 俊成像でした。
 
再現された像とはいえ、
夕陽の中、佇むその相貌は、ひじょうに印象的でした。
右手に笏 しゃく、左手を剣に掛けている姿が、
文人のなかに、きらり武を忍ばせているようで格好いいですね(笑)
 

【 藤原 俊成 ふじわらのとしなり 】②

 
 
「大島や 小島がさきの 仏嶋 すずめの森に 恋の松原」
 
俊成卿が、ここ蒲郡の地で詠んだとされる歌です。

「すずめの森」を「涼みが森」としているのですね。
 
まぁ、今の時期のように夏の暑さのなか、
森で涼んだのでありましょう(笑)
 

 
像右下の説明文によると、俊成卿は三河国司を3年5カ月、
32歳から36歳までの間、
藤原顕広と名乗っていた頃につとめられたそうです。
その生涯を閉じるのが91歳、当時にしては長寿です。
 
三河湾に面した温暖な気候である、
この竹島の地を大変好んだと伝えられています。


当地を直感で訪れて初めて知ったことですが、
竹島は琵琶湖に浮かぶ竹生島 ちくぶじま とも密接な関わりを持つ島です。
 

竹島①

竹島③



竹島弁天、
八百富神社の祭神・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は、
俊成卿が三河国司の頃に、
琵琶湖に浮かぶ竹生島から勧請されたものだそうです。
 

江の島、竹生島、厳島と、弁天の見立ては、
水に囲った命の状態そのものを現したものでありましょう。
 
それは私たちの身体を構成する、
細胞ひとつひとつのようでもあります。



竹島④

竹島②

竹島⑤





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