【 眠りの養生・生命観 】 

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本日、わたしたちの住むこの土地気質に流れている、
二十四通りの季節の節目、
二十四節気の「処暑 しょしょ」を迎えました。
 
「処暑」は暑気のピークが終わった時であり、
 
「処」とはその身を隠し、
また終えるという意味を含み、
文字通り、
 
「処暑」は暑い天気が間もなく終わることを表わしています。
 

 
私が現在、住んでいる信州では、
それら旧暦・自然のリズムの変化を
日々、如実に感じることができますが、
 

特に都市部、
 
実際的な体感としては、
朝晩すこし涼しくなり、
風には秋の気配が漂うものの、

エアコンの室外機や所狭しと並んだ住環境、
夜になっても熱が逃げないアスファルトや、
熱の逃げない(呼吸をしていない)建材に囲まれたヒートアイランドの都市部などでは、
 
まだまだ残暑お見舞い申し上げますであり、
 
信州で暮らす以前、
長く首都圏で生活していた
自分の身に照らし合わせてみても、
 
 
心と体に大きく影響している
自然のリズムの大切さを、
痛切に感じ入るところではあります。
 

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都市部にいても 田舎にいても、
 
これから本格的に秋に向かう動きのなかで滋養する、
 
秋の養生としては
しっかりと睡眠の時間を取ることです。
 

「寝るのが一番」とは極論ではなく、
またどのような質の眠りを取るかですが、
 
睡眠には良好な養生の作用があるためです。


「処暑」の節気は、
暑い季節から涼しい季節に変わる
移り変わりの時であり、
 
また自然界の「陽の気」は、
 
今までの開放的発散・排泄の動きから
収斂(しゅうれん)に向かう時であり、
 
わたしたちの体のなかの「陰陽の気」の比重も
それに伴って季節同様に移り変わって参ります。
 
 
この訪れている変化の季節に、
 
普段の日常生活、仕事、休憩も
それ相応に調整しなければ、
疲れがいつまでも取れにくい状態を招くものです。
 

 
☯「気機の変化を読む」
 
世の中はずーっと同じペース、
リズムなどはないのですから、
 
その動きを繊細に感じ取る
 
心と体の能力が大切となって参ります。


睡眠とその回復機能には
およそ2つの面が含まれています。

 
①疲れを取る

睡眠は「五臓六腑」内臓機能の調整と密接です。
 
 
私は以前、会社勤務のかたわら、
良く工場での派遣アルバイトもしましたが、
 
内臓の疲れを良く工場の稼働効率にたとえます。
 
現代ではロボット化が進んだとはいえ、
24時間いつでもフル稼働では
スタッフはいずれ疲弊していきます。
 

疲れの取れなさは内臓、
特に肝臓の健全な状態に左右されますが、
 
五臓六腑の機能が健全であれば、
 
気・血が調和し、
 
体温、血圧、脈はくは
いずれも起床時よりは相対的に低下して、

呼吸と内分泌の加減も明らかに減り、
代謝率も下がって、
その体力は次第に回復していくものです。

 
 
②脳機能をまもる

わたしたちの脳は、
睡眠状態においては酸素の消費量が大はばに減って行き、
 
十分な睡眠は脳細胞のエネルギーの貯えに役立ちながら、
 
スタミナの回復を助け、
 
知能の効率・・
いわゆる頭が良く回る状態を高めるものです。
 

他にも、
 
免疫力を強くする、

「寝る子は育つ」発育を促進する、

皮膚の張り具合・美容に関係など、

まだまだあるのですが、
 
ひとつひとつを説明すると長くなるので省きます(笑)


で、本当に疲れ切った場合、
 
いわゆる電池切れのときは、
即、眠りにつくことをおすすめしますが、
 

余力が残っている場合は、
 
「眠りと目覚めの間を行く」
 
内観ボディーワークなどはおすすめです。
 

これはいくつかの要点を守って「ただ立つだけ」で、
 
上に挙げたような睡眠効果と
 
身体のバランス良い運動実現を
 
同時に成立させてしまうものなのですが、
 

 
「積極的休息」と呼ばれる、この特殊な運動状態は、
 
体感を重ねて具体的感覚が開かれて参りませんと、
 
言葉では表し尽くせないので、ここまでにしておきます。
 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

☯「外静内動 がいせいないどう」

・・・・・・・・・・・・

【 信州・戸隠合宿フィールドワーク 】↓
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鏡池








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プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
〔 山下俊行 〕

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな現代人の

こころ と からだ がより良く寄り添うような、

身体と心の在りかたセッションです。



からだ の軽快な状態をもって こころ の状態が導かれていく


セッションの比重としては、
中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや症例に応じた各種整体運動・現代型ストレッチなどをとりいれたセッション内容となります。

 
一般に広く行われているリラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まっていく」


そんな状態をセッションでは当面、目指しますが、
プロセスのなかでいずれはそんな目的も自然に忘れて、
楽になれば良いと捉えております。


現代は特に、

“あたま”が賢くなることよりも先に、
 
“からだ”が賢くなることが大切なことと感じています。

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