プロフィール

9512taitao

Author:9512taitao
[ 山下俊行 ]

1969年生まれ。

【 Vital Energy Body Work 山下道場 】代表


Vital Energy Body Workとは、
ヨーガ・気功・武術・整体手技などを
研究・実践、整理を重ね、
 
とかくバラバラになりがちな

こころ と からだ をより良くまとめられるよう、

東洋の叡智を結集した身体と心の技術体系です。


からだ の状態をもって こころ の状態を導く


中国気功養生の緻密な内観(観察と集中)をベースに、
身体操作・ヨーガや整体・現代型ストレッチなどをとりいれたレッスン内容です。

 
リラクゼーション主体の癒やし効果だけではなく、


循環機能するための、ゆるみとしまりのバランス良い関係

「内から溢れるしなやかな強さ…生命根源の力が高まる」


これが主なセッションの目的となります。


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DATE: CATEGORY:所感

人が何かを覚悟したり、強く心決めをしたとき、

その身体の内側・・・内圧から漏れ出るような、ときには本人もそれと知らずに頬をスーッと伝うような涙もそうですが、
そういった状態のとき、
人はある種の「神性」とも呼べるものをまとうものです。

「たそがれ清兵衛」

藤沢周平原作の映画であり、
美しく、心の深いところに染み渡る映画です。  

「二人の娘が日々育っていく様子を見ているのは・・・たとえば畑の作物や草花の成長をながめるのにも似て・・・実に楽しいものでがんす」

この台詞に、この作品の主人公の人としての強さが、すべて現れていると言っても良いです。

たそがれ①


子育てにせよ、人さまの指導にせよ、あらゆる諸事において試される、
事の成り行きを見届ける強さ。 

「待てる」からだとこころの強さ。



作中でまた印象的なシーンは、娘が家の手伝いをしながら「論語」の素読をするシーンです。
学びかたには、即時的な知識の詰め込みや、
年齢に合わせて難易度を下げた行ない方もありますが、

ほんとうの学びとは、そのときは良く分からなくても、
いずれ本人の成長とともに理解が追いつき、
机上から世間という野に出たときに、知識がより良く生きていくための「知恵」と成っていくのが、
ほんとうの深い学びです。

シーン中で娘は父に問います。
「縫い物は暮らしの役に立つけど、学問は何の役に立つ?」

女が学問などという時代に、主人公である父はこう応えます。
「学問は・・・学問をすれば、自分で考える頭が身につく」と。

ほんとうの学びとは、自分で感じ考えられるようになるためのものです。

ここにこの映画の、単なる時代小説ではない、
これからの時代の生きかたにもつらなる、魂の自由の道ゆきが描かれています。

この作品のヒット以降、
藤沢周平原作の映画は制作され続けていますが、
未だにこの映画の完成度を越えていない(岸恵子のナレーションだけが、ちょっと浮いてる感がありますが (笑)

これはまぁ、山田洋二監督の、現代のサラリーマンと共通させるような意図的な演出もあるのでしょうが、

その昔、士農工商といっても、
ステレオタイプに武士が二本差しして楽な立場であったわけではなく、
内職をしても武士というものを続けなくてはならない者もいたわけで、

この作品では当時のお城勤め・・・役人としての武士のありようを、
自然のロケーションの美しさに預け入れるように、一貫して描ききります。

真田広之の、
背中にもにじみ出るほどに完全に役に成りきっている、自然な存在感がいいです。

そして殺陣。
最近は重心の高い役者さんが多く、アクションの見た目ばかりが派手で、
今ひとつ殺陣の極まりが悪いなかで、

真田広之の重心の低い腰さばき、
太い軸に裏打ちされたブレのない体さばきは、
見惚れるほどに気持ちが良いものです。

対抗馬としての敵役(かたきやく)がどうにも弱いっ(笑)
田中泯は幽鬼のような不気味さは良く出てますが、そのキャリアからか舞踏的な身体操作による表現がどうも。

「暗い・・・」劇中の台詞です(笑)

たそがれ⑤

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