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【 半陰半陽 はんいん はんよう 】

一 いつなるものから 陰と陽が生まれて

さらに陰と陽から 第三のものが生み出されていく


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写真のような「太極図」をわたしたちは見るときに、
陰陽を象徴する 黒い部分と白い部分ばかりを見がちです。

 
白と黒の境界線・・・まんなかのS字の線、
この境目を「半陰半陽」といいます。

 
陰でもなければ 陽でもなく、

また陰でもあれば 陽でもある。

陰と陽どちらかに運びゆく その運行状態と 
「転化」のカギとなっています。

 

 
根源なる一つの「氣」から陰と陽が生まれて、

その動的な相互関係から第三の状態

「半陰半陽」が生まれた。

 
この世界のあらゆる発展変化は、この陰と陽、
半陰半陽の相互の影響によって生まれたものです。

 
「気を病む」とよんで 「病気」といいます。

好転に向かうのは陽で 悪化に向かうのは陰ともいう。

その「間」の好転でも悪化でもない状態を半陰半陽といいます。

 
からだのなかの元気と病気・・・
陰と陽のせめぎ合いで

どちらともつかない こう着状態です。

この状態は一時的なものであって、
どちらかが強くなることによって

病気はまた好転、悪化、
いずれかの方向へと向かいます。

 

 
健康なるものを求めて、

たとえば私のところのようなボディーワークないし、
気功教室に通う方がいるとします。

体調の悪いときには一生懸命に取り組みますが、
ちょっと調子が良くなるとつい油断してしまう方もいます。

 
陰と陽のバランスは相対的であり、

アンバランスは絶対的です。

 
動きのなかでの 一見静止した状態・・・
半陰半陽のときこそ、

養生にとっての実は最もたいせつな時です。

 
この最もたいせつな時を「病機」といいます。

機会をうかがうの「機」・・・
タイミングをさす言葉ですね。

 
半陰半陽の状態、 
病機の「機」が

病気の変化の行く末を左右するたいせつな要素となります。

 
「気功」とは この「機」を、

「気機」の変化を読み取る能力として訓練します。

 
常に動いていないと落ち着かない、
白黒はっきりつけないと「気がすまない」、

 
待てない、

 
そして一喜一憂しては 同じループを繰り返し、
足元をすくわれていく。

 

こういった状態の時こそ、
「気機」の変化を読み取る能力を高めないといけません。

 
日常を丁寧に生きるとか、
「今ここ」を生きるということは

このことからも言えることなのです。

 
水面に釣り糸を垂らすように
つぶさに上がってくるサインを読み取る能力を養うこと。

 
健康・養生のことだけではありません。

 
私はやらないですが(笑)

株投資ならば、
株価が上がるか 下がるか、
あるいは静止しているか。

ビジネスならば、
儲かるか 損をするか、
赤字もなければ黒字もないトントンか、

人間関係ならば、
親しくなるか 悪化するか、
何も変わっていかないか・・

 
そのどれもが陰と陽、半陰半陽、

この三つの状態の相互転化によるものなのです。

 
危機は 危険でもあり また転機でもあります。



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