2018/05/20
【 積極的休息 Standing zen 禅 】

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の二種があり、
脳内血流と身体への血流の繰り返し循環が起き、
有・無意識の脳内整理、傷の修復など身体そのものの体力の回復が機能している行為です。
〝寝るのが一番〟というのは極論ではなく、睡眠は時間ではなく、
どのような質の眠りを取るかということ、
そして睡眠には、良好な養生の作用がある、
この点においては何ら疑いのないところです。
そこから一歩進んで、私が実践お伝えしている気功養生学の言葉のなかに、
「積極的休息」という、
まさに積極能動性を意識した取り組み、それを表した言葉があります。
☯「積極的休息」とは、
一般的には寝ると疲れがとれると考えられていますが、
ある要点を守って〝じっと立つ〟ことで(もう限界だっ、バタンキューのときは素直に寝てください。私もそうしてます)(笑)、
活力インナーパワーの発動が促され、
眠るよりも効率的に疲れがとれて、
より深い安静の状態と、
より高い覚醒の状態を実現し、
相当程度時間をさかのぼって、
いま抱えている疲労を処理できる能力、
普段の練習においては、その獲得を目指す状態を言うのです。

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