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【 三焦さんしょうとバネ指の相関関係 】

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本日の教室、昼の部の稽古風景です。

手指のしびれなどの橈骨神経麻痺とうこつしんけいまひ対応のツボ療法などお伝えしました。

最近ではスマホいじりによる親指の手関節障害も見受けられますが、日常、手仕事の指の使いすぎと、手首を休ませるための経絡けいらくの流れに沿ったテーピング技術などもお伝えしました。


「三焦さんしょう」とは東洋医学独特の用語で、気血エネルギーと体液を全身に巡らしてその水路を整え、
不要な物質を体外に排せつさせる作用を持つ内気経絡の道すじとして、鍼灸漢方では捉えています。

体内の水分をきれいにしてサラサラと流すのが「三焦」の働きと言えるでしょう。

熱中症にも関係あるくすり指のツボから始まる手の少陽三焦経しょうようさんしょうけいは、
手関節障害、力こぶの裏側の伸筋の知覚・運動障害、肩関節の異常、頭痛、耳鳴り、眼精疲労までカバーするルートです。

お伝えしているセルフ整体術でもある「内功八段錦ないこうはちだんきん Eight-section Brocade」は、
健康の維持増進の起点であるこの「三焦」から整える動きを稽古して参ります。


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